当教室のオリジナル音感メソッド
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  • 執筆者の写真Mirei

当教室のオリジナル音感メソッド

千葉県、市川市、船橋市の【My Piano room】ピアノ・音楽教室、矢田美麗です(^^) 今日は、私がレッスンを開始した当初(かれこれ20年近く前ですが・・・)に勉強していた、「絶対音感」について、投稿してみたいと思います♪



  • なぜ絶対音感の話をしようと思ったか

  • 絶対音感とは

  • 絶対音感があると何が出来るの?

  • 絶対音感はどうやったら身に付けられる?

  • 指導資格を持っただけで生徒さんに習得させてあげられるか

  • 当教室の音感習得コースは3歳から


なぜ絶対音感の話をしようと思ったか


実は私の家系は音楽一色の家系で、全員が「絶対音感はあった方が良い」という考えでした。 私自身は絶対音感があって返って苦労をした方なので、それほどまでに「絶対に必要な音感」とは思っていませんでしたが、幼少期から絶対音感というものを知っていて、あった方が良いと言われ続けていたものでした。 近年、ピアノの先生の中には、生徒さんに絶対音感を付けさせてあげたい、と思われる先生が多いですね。そして親御さんの中にも、「我が子には絶対音感を付けさせてあげたい」と思われる方も多いでしょう。 ところが私が教室を始めた当初は、そんなに流行っていなかったように思います。 私の中で、「絶対音感の流行」は、それこそ25年ほど前。当時はいろんなテレビ番組でも絶対音感の事を取り上げていて、広く知れ渡ったかと思います。(そんなテレビ番組には私も2つほど出演したことがありますが、それはさておき・・・・) ちなみに、「生まれながらに絶対音感を持っているとされる人」は、私が絶対音感のことを勉強していたころは20万人に1人でした。私が勉強していたころの話なので、今は違うかも知れません。 そしてここ最近になって、またブームが来たのかな?と思う理由は、「絶対音感指導者を育てる団体が増えたこと」にあります。 ざっと調べただけでも4つか5つほど団体が出て来ますね。 資格を取って、生徒さんを募集して、「絶対音感習得出来た生徒さんが多い教室」となる・・・ さて、それでは「絶対音感」は「絶対に必要な音感」なのでしょうか・・?

絶対音感とは

無料セミナーの開催を考えたきっかけは、とある先生から「絶対音感の資格を取ろうかと悩んでいる」というお話を伺ったからでした。 確かに資格があると、自信にも繋がりますし、いざ生徒さんを募集する時にも、資格があるない、または「認定教室であるかないか」などもチェックされているかも知れませんね。 それでは絶対音感は絶対に必要な音感なのか?? そもそも、絶対音感とは、ということを、相対音感と比較して書きますと

【絶対音感】 ある与えられた音が何の音であるか瞬時に(ドレミで)答えられる または弾ける 【相対音感】 ある与えられた音をヒントに、次に鳴る音が何の音であるか(ドレミで)答えられる、または弾ける

ということになります。 ここでのポイントは、「ドレミで答えられる」人は当然、ある程度「ドレミ」を知っている人(少しでも音楽の勉強をした人)である可能性が高くなりますし、シャープやフラットが出てきた時などは当然その場合も分かる人、である、ということが言えます。 特に和音になった場合はきちんとその和音の構成音で答えられる、ということが出て来ます。 また、「弾ける人」は、同じ音域で同じ音である必要が出てくるかと思います。例えば「ドミソ」という音を聴き取ろうとした時に、「ドソミ」になったり「ミソド」になったりしてはダメで、ドミソを聴き取るならば同じく「ドミソ」である必要が出て来ます。同じ「C」というコードであったとしても、聴き取る音と同じ、ということが条件になるのではと考えます。さらに、音域も同じ音域でないといけない、ということも出て来ます。 さて、絶対音感がある人は「日常生活のすべての音がドレミに聴こえて、不便なのでは」と思う方もいらっしゃると思います。 確かに、中にはどんな音でもすべて、「音という音」がすべてドレミに聴こえるという人がいるみたいです。例えばドアをたたく音、コップと金属製のフォークなどが当たる音。もっと言えば人の足音や人の話し声までもがドレミに聴こえると言います。広瀬香美さんがそうらしいですね。 私自身は、実はここまではっきりと聴こえません。聴こうと思えばドレミで分かるが普段は聴こうとしていないです。そうじゃないと、疲れてしまいます。笑。 私の中では、こういった「日常の音」は、耳にフタをすることが出来るため、すべてがドレミには聴こえてこないのですね。 とある男の子は『耳にスイッチがあるんだよ、それを切れば普段の音はドレミに聞こえないから大丈夫だよ』と言いうのだそうです。 面白い表現ですね。 しかしそんなスイッチを持っていない人だったら、どうでしょう? 日常生活の音がすべて「ドレミ」に聴こえたら、それはもう大変かも知れません。 そう考えると、「絶対に必要な音感」だと思っていない人もいるかも知れませんね。

絶対音感があると何が出来るの?

絶対音感があると、様々なことが出来ます。例えば、

  • 調音が得意になる

  • 聴いたらすぐに演奏出来るようになる(楽器演奏を習得した人)

  • 何となく伴奏も出来ちゃう

他にもありますが主な得意技はこんなところ。 しかし絶対音感があるとデメリットもあります。 私自身は、どの音感が一番いい、なんていうことはないと思っていて、絶対音感の第一人者ともいわれる故江口寿子先生は「絶対音感は魔法の杖ではないです」とおっしゃっていました。私個人的にはいろいろと苦労しました(そのあたりのお話は無料セミナーにて)ので、より柔軟な耳を付けた方が良いと考えています。 大切なのは音楽を学ぶ人が「音学」ではなく「音が苦」でもなく、「音を楽しめる」のが一番だと思います♪

絶対音感はどうやったら身に付けられる?


絶対音感は幼少期(6歳ごろまで)の間に音感レッスンを受けることで習得出来ます。 中には6歳を過ぎても8歳くらいまでであれば習得出来たという報告もあります。 最近では「絶対音感レッスン」をされているお教室も増えましたが、音感コースのあるピアノ教室で習得出来ることが多いですね。 某大手音楽教室の幼児科クラスでも絶対音感が付いたという人も多くいらっしゃいます。そこは特に「音感レッスン」をしている訳ではなく、普通にソルフェージュがあったりハーモニー奏があったりするだけです。ただ、私が知っている範囲内でお話をすると、そのお教室で絶対音感が付いたという人は人数的には少ないと感じています。やはり「The・音感レッスン」を受けた方が確実?なのかな?(あくまでも個人の感想です) さて、そんな「音感レッスン」が出来る先生やお教室というのが、先にも書きましたが最近とても増えています。大手の資格講座もざっと調べただけでも2つ3つ出て来ます。その資格を持っていらっしゃる先生のお教室へ習いに行けば、絶対音感が付く、のでしょうか・・・?

指導資格を持っただけで生徒さんに習得させてあげられるか


指導資格を持った講師は、何が出来るようになるのでしょう。 習得方法の実践法を知る?理論を学ぶ? もちろん、様々なことを知識として得られることと思います。が、一番必要だと思うのが、「講師自身が音を聴く時にどうやって音を聴いているのか」を知ることにあると私は考えています。 そもそも「自分は音という音をどのようにして聴き分けているのか?」が分からなければ、生徒さんがどんな風に音を聴いているのか分かるはずがないわけで、生徒さんがどのように音を聴いているのか分からなければ、習得させてあげることは出来ないのではないか?というのが、私の考えです。 ですので、そのためにはまず講師自身の音の聴き分け方を見極めることが大切であると考えています。 もちろん、最初から「絶対音感が付いている先生」であれば、その先生は「絶対的に音を聴き分けている」わけですよね。 では、「絶対的に音を聴き分けていない人」というのは、どうやって聴き分けているのでしょうか。 音感には、実は種類があって、絶対的に聴き分けることが出来る人と、そうじゃない人がいるのだというのが私の考えです。絶対的に聴き分けていない人が、どうやって聴き分けているのかが分かれば、生徒さんにも習得させてあげられると考えています。

当教室の音感習得コースは3歳から


さて、当教室では現在、「音感習得コース」のような形でコースを設けてはいません。が、生徒さんにはより【柔軟な耳】を付けてもらいたいので、ピアノレッスンの中に組み込んでおります♪ 親御さんの中で、「音感を付けさせてあげたい」とご希望の方には、3歳になりましたら、ご相談いただければと思います♪ ご相談はこちらから そして年齢に上限はなく、当教室では【より柔軟な音感習得】が可能ですので、3歳以上であれば、子どもから大人まで何歳まででも音感レッスン受講が可能です。 現在他教室に通われている生徒さんで、音感レッスンのみ受けたいという方もぜひご相談ください。 約1年~2年ほどで【より柔軟な音感】を習得出来るようになります♪


【より柔軟な音感とは何か】


私たちピアノ講師が専門としているのは「アコースティックピアノ(木のピアノ)」です。

電子ピアノやエレクトーンとは違って、生の楽器です。

いわゆる「電子音」は様々な音が出せて、それはそれでもちろん、楽しいですが♪

アコースティックピアノにはアコースティックピアノならではの【音色】があります。

この【音色の変化】を付けられるようになるのが、おそらくアコースティックピアノの奏法テクニックだといってもいいでしょう。

演奏者が奏でる音色は、例えば優しい音があったり、あたたかい音だったり、悲しい音だったり、

あるいは力強い音、太い音、細くキラキラした音、

それらは【指先の細かいタッチを微妙に変えるだけで音色の変化をつけることが可能】になります。

そうして、奏者が奏でた音を、聴いている人たちが感じとることが出来て、その時間の共有こそが、感動するのだと思います。


これらの【微妙な音色の変化】は、実は絶対音感をもっていただけでは聴き取ることが出来ないことがあります。

そんな音色の違いをも聴き取ることが出来るようになるのが、当教室の【オリジナル音感メソッド】です♪



当教室では、過去に絶対音感コースを設けていた時期(約2年)の間に5人の生徒さんに習得させてあげることが出来ました♪。

また、現在通われているピアノコースの生徒さんも、柔軟な音感が身についているようで、耳コピで「夢をかなえてドラえもん」がピアノで弾けるようになっています。

コードや音楽理論を覚えた生徒さんは、今では自分で伴奏系をアレンジして弾けるようにもなっています。



千葉県 市川市 船橋市【My Piano room】ピアノ教室

発達障害の子もピアノが《弾けた!》



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