コミュニケーション 発達の気になる子 コミュニケーションはなぜ苦手?
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  • 執筆者の写真Mirei

コミュニケーション 発達の気になる子 コミュニケーションはなぜ苦手?

更新日:2023年12月5日

・コミュニケーションとは?

・0歳の赤ちゃんから【発信】している

・「手伝ってください」が言えるように

・0歳から通えます。「コミュニケーションコース」



コミュニケーションとは??


コミュニケーション(英: communication)とは、社会生活を営む人間の間で行われる知覚や感情、思考 Wikipedia


こちらにもある通り、コミュニケーションとは「人と人との関わり」であると言えると思います。

発達の気になる子が、親御さんやお友達と上手くコミュニケーションが取れない、というのはよく聞きます。これは発達特性が原因である場合が多い(特に診断を受けてる場合)ですが、たとえ発達特性があったとしても、【コミュニケーションは誰にでも取れる】と私は思います。では具体的に「人が人に対してコミュニケーションを取ろうとしている」のはどういった時なのでしょう。



0歳の赤ちゃんから【発信】している



人は0歳のうちから、人とコミュニケーションを取ろうとしています。

赤ちゃんの場合は、「泣く」という行為がそうですね。


私たちが今、欲しいものや、獲得したいものを想像してみるといいと思います。小さなものでもいいんです。例えば、コーヒーが飲みたい、と思ったとしましょう。それを私たちはどうやって【獲得】しようとしますか?




単純に、コーヒー豆を買ってきて、コップを用意して、お湯を沸かせば飲むことが出来ますね。

【報酬の獲得】です。

自分への、小さなご褒美、となり得る時もあるでしょう。疲れた時、ほっと一息つきたい時、様々な場面で私たちは「何か飲んで落ち着けるもの」を得ようと行動します。


ところが0歳の赤ちゃんは、どうでしょうか。

ミルクが欲しいと思って、自分で作ることが出来るでしょうか?

出来ないですね。

だから、泣く、という行動に出るのです。

「泣く」「お腹空いた」「ミルクちょうだい」と言っているのかも知れないです。


ところが、母親になりますとよく分かります、そろそろお腹が空いたかな、そろそろ泣く時間かな、と思うと・・・・

泣いて欲しくないために、先にミルクをあげてしまうのです。(これ、私もやってしまってました)

人前で我が子が泣いてしまったら、親としてはどうしても、泣き止ませようとしてしまいます。

迷惑がかかるかもしれない、まわりの人ごめんなさい、と、肩身が狭くなるのです。


そうした思いが、だんだんと「子どもの行動を予測して泣かないように」無意識に行動しようとしてしまう。。。。

親御さんとしては、普通の行動なのかも知れません。


ところが、これは今でも私が後悔していることですが、こうやって子どもの「コミュニケーションの発信」を、私は邪魔してしまっていたのだなと思います。

そうして「泣く」ことで、母親を呼んでいたのですから、呼ばれるままに呼ばれれば良かったのですが・・・


こうした母親の行動は、私の経験ですと、子どもが2歳3歳になっても続いてしまいます。

あまりにも親が手助けをしてしまうと、今度は子どもはそれを学習し、「親が動いてくれるまで待つ」ようになってしまいます。

そうすると、子どもは


自ら発信することをやめてしまう


かも知れない・・・・??


どこまで「ヘルプ」を出してあげるのか、親の判断や我慢が重要になってくることもあるのですね。



「手伝ってください」が言えるように


とある療育施設さんでは、以下の2語を教える、ということをしています。


  • 手伝ってください

  • 助けてください


これは自らの「発信」のきっかけとなる言葉です。

自分でどうしても出来ない時には「手伝ってください」

自分一人では解決出来ない時に「助けてください」

この2つを学ぶか学ばないかで、社会に出た時に、まわりにヘルプを出せるか出せないか、というところに大きく関わってきます。


例えば、シール貼りのお仕事をしていたとしましょう。

商品に、シールを貼っていく。今では機械がやってくれるところもあるかも知れませんが、ここではあえて手作業だとしましょう。

貼っていたシールがすべて使い終わってしまい、なくなってしまった。でも、商品はまだ残ってる。

そんな時に、「シールください」と上司のところへ行って「ヘルプ」を求める。

このような、簡単そうに見えることも、出来ない人がいるのです。

「人にヘルプを求める」ことを教えてもらわずに来てしまったのかも知れません。

人は独りでは生きられませんから、ヘルプを求めてもいいのです。

しかし、これがそう簡単に出来ない大人の方がいるのが現実です。


例えばこんな行動を、「なんでそんなことも出来ないの」と思う方は、ぜひ、その人に教えてあげて欲しいです。



「ヘルプを出していいんだよ」



0歳から通えます。「コミュニケーションコース」


当教室では、未就学児さんや未就園児さんが、就園前、就学前に身に付けておきたいコミュニケーションを身に付けられる新コースを設立しております。



お友達との貸し借り、お母さんとの日常生活でのやり取り、園の先生との関わり方など、【どうやったら人との関わりがもてるようになるのか】をお伝えしています。


定型発達のお子さまも通っていただけます。

0歳の親御さんはぜひ親子でレッスンにいらしてください♪




 

関連記事【発達障害とは】 https://mbp-japan.com/chiba/pianoroom/column/5113092/


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