発達障害とHSPとチック症の関係
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  • 執筆者の写真Mirei

発達障害とHSPとチック症の関係



  • HSPとは

  • チック症(トゥレット症候群)とは

  • いずれも精神的に落ち着ける環境を

  • HSPについてラジオにて配信しています




HSPとは



最近「繊細さん」という言葉をよく聞きます。

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソン(主に大人)、HSCとはパーソンがチャイルド(主に子ども)になった言葉です。

その言葉通り、生まれ持った先天的な気質であるということを、アメリカの心理学者、アーロン博士が提唱しました。

HSPについてより細かく書かれていたサイトを引用します。



HSPは非常に敏感な人の総称で、その中で細かく分類されるのがHSSやHSEです。
・繊細 + 刺激を求めない + 内向的=HSP
・繊細 + 刺激を求める + 内向的=HSS型HSP
・繊細 + 刺激を求める + 外向的=HSS型HSE
・繊細 + 刺激を求めない + 外向的=HSE



「発達障害の人はHSPになりやすい」という話もよく聞きます。

これは、(私の想像ですが)相手の気持ちを想像したり予測したりすることの苦手な発達障害の人が、相手がどう思っているか分からずに考えすぎてしまい、「相手のことを分からな過ぎて分かりすぎてしまう」という特徴になっていくのではないかと考えます。


色々と調べていきますと、


神経伝達物質が多い時に繊細になるとも言われている

と書かれていたサイトもありました。



仮にこれが医学的に証明されるとすると、いわゆる発達障害のADHD特性の特徴である、【神経伝達物質の不足による行動制御コントロールの難しさ】とは逆の形になります。


それではなぜ発達障害の人はHSPになりやすいのでしょうか。これは私にも分かりませんが、もしかしたら「相手の気持ちを読み解けない」元々の発達障害特性を、なんとかして崩そうと無意識に努力をした人が、自分の予想以上に頭をフル回転させた結果?なのかも知れません。




チック症とは


チック症には主に以下の3種類があります。


暫定的チック症:運動チックまたは音声チックがみられるが、持続期間が1年以内の場合
持続性チック症(慢性チック症):運動チックまたは音声チックの一方だけが1年以上みられる場合
トゥレット症候群:運動チックと音声チックの両方が1年以上みられる場合

典型的には暫定的チック症から始まり、ときに持続性チック症やトゥレット症候群に進行します。


ADHD特性の人は合併しやすいと言います。

原因は遺伝の可能性もありますがはっきりはしていません。

チックの症状を自分で止めることは困難で、精神的に不安定な時は特に止めようとすると悪化することもあるそうです。



治療はいくつかありますが、お薬もあるようですね。

子どもの場合では、やはり落ち着ける環境と言葉かけが大事なようです。



いずれも精神的に落ち着ける環境を


いずれの場合も、日頃の気持ちの不安定さや、得手不得手の差の大きさや、なによりも発達特性は「自分ではなかなか気付けない」という特徴ゆえに起こり得るものなのかも知れません。

本人がリラックス出来る状態を、まわりの支援者が整えてあげることも必要なのかも知れません。



HSPについてラジオにて配信しています


もう少し詳しくお話ししています。

HSPが、医学的根拠によりものではなく、あくまでも精神的な特性であると仮定した内容です。



レッスン空き時間はこちらをご覧いただき、お問合せください。




 

関連記事【発達障害とは】 https://mbp-japan.com/chiba/pianoroom/column/5113092/


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